大人が元気で子供たちが未来に夢を持てる社会にするお手伝い。あなたの心と脳を元気にする右脳コーチ/クリニカルアーティスト 松永泉の「おもしろアート塾」は、NPO法人 中小企業支援センターの事業です。

臨床におけるアートの効果に注目が集まっています!

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※ 臨床美術 ー 複数で絵画や造形の創作活動をすることで、認知症の予防や改善につなげる手法。出来栄えよりも制作過程を重視する特徴がある。

臨床美術でストレス緩和

日経産業新聞 2009/11/05「健康経営ココロとカラダ」

スクリーンショット 2014-01-18 1.39.20「今日は紙を見ないで、利き手とは反対の手 を描いてもらいます。」 10月14日の午後7時、凸阪印刷本社の会議室。 講師が課題を告げると、仕事を終えて駆けつ けた15人ほどの参加者から一様にとまどいの 声が上がった。「そんな描き方したことない な」「どんな絵になることやら」……。 凸版がメンタルヘルス対策の一環としてグル ープ社員を対象に今春始めた「アートサロ ン」の教室風景だ。教育や福祉の分野で広が り始めている脳科学に基づいた実技プログラ ムで脳を活性化させる「臨床美術」。 その、仕組みを応用。隔週で6回開く講座で は、毎回違った表現方法で作品を作り上げ る。

互いに褒め認め合う

この回では、紙を見ながら描くと左脳が働い て輪郭を整えようとする意思が働くが、あえ て紙を見ずに感性だけで描かせる。仕事では あまり使うことのない右脳を刺激するのが狙 いだ。およそ10分で描き上がった絵はイラス トとしては当然のように不格好だが、どれも 個性豊かな線で描かれた「アート」に仕上が った。 作品が出来上がると作者は自分の作品につい て説明し、参加者全員で感想を語り合う。そ もそも描き方が特殊なので上手か下手かの評 価にはならない。「いい線が描けましたね ぇ」など、褒め言葉だけが行き交うのも講座 の重要な要素だ。

凸版印刷がアートをメンタルヘルス対策として取り入れたのは「会社は役割遂行への機能を社員に求め、左脳型の論理的に測れる成果だけが評価軸。右脳型の芸術を摺完軸とすることで価値観のバランスを取り戻せるのではないかと考えた」(棟方輝彦労政部長)からだ。

感受性を刺激し、表現力とコミュニケーションカを鍛えて右脳を活性化。さらにアートサロンでは臨床美術士の資格を持つ講師が表現手法の良さなどを解説し、大勢に作品を通して間接的に褒められることで、仕事とは違う価値観があることを認識させる。互いに褒め合う体験を通してストレスを減らす効果が期待できるというわけだ。

凸版は社員のメンタルヘルス対策にいち早く 取り組んできた。4年ほど前には事業所単位 で「こころの健康づくりスタッフ」を選任、 外部機関と提携した相談窓口など精神疾患の 予防と早期復帰への仕組みを導入した。 また、昨年10月には内科系が多い産業医では 専門妁な対応が難しいとして地区ごとに専門 医と顧問契約を結び、対応体制を拡充。毎年1 回「こころの健康診断」を実施して精神疾患 予備軍の早期発見と治療につなげるようにし た。 こうした制度を導入した背景にはに「数年前 に比べ、精神疾患が顕在化する社員の数は増 える傾向」(棟方氏)という現状がある。対 策を一段と進め、予防という考えにとどまらず、より積極的にこころの健康を[増進」する仕組みとして取り入れたのが芸術だ。

アートサロンの取り組みは始まったばかりで、試行の側面が強い。現在は自主的に応募してきた社員が有料(会社が半分負担)で参加しているが、将来的には「こころの健康診断」で危険信号がともった社員をアートに誘導するほか、復職に向けた支援策の一環としても活用していく考えだ。

心の病対策悩む職場

朝日新聞 2010/7/30 生活面

増えるうつ 労災請求は過去最多

スクリーンショット 2014-01-18 1.43.18心の病に悩む労働者が増え続けている。過労でうつ病になるなどして、2009年度に労災の認定を求めた人は1136人と過去致死政府も取り組みを強めており、6月にまとめた新成長戦略に、20年度までにすぺての職場でメンタルヘルス対策を受けられるようにする目標を盛り込んだ。企業の取り組みはどこまで進んでいるのか。

派遣社員も研修受講

20目朝。札幌市内の会議室に、ネスレ日本(神戸市)の北海道支社で働く28人が集まった。メンタルヘルスの講習を受けるためだ。

「うつ病はかかりやすさでは心の風邪ですが、肺炎のように重くなる。旱めに治療しましう」。

講師役は市本秀敏採用研修グループマネージャー。職場には転勤や昇進、仕事の失敗や取引先の難しい要求など多くのストレス要因があると説明し、不眠や食欲不振、意欲の低下などを感じたら、思い切って休むよう勧めた。

研修の最後には、全員がストレスの度合いを測るチェックシートに記入した。ストレスが高いと判定されると、会社に知られずに電話や面談で専門家に相談できる。

スクリーンショット 2014-01-18 1.44.41社員の健康づくりの一環として、5月に研修を始めた。年内に全員に受講してもらい、一巡後も再研修や管理職の研修を続けていく。

研修の対象には、1700人の正社員1200人の臨時社員だけではなく、派遣会社に雇われて働く200人の派遣社員も合めた。

人事本部エンプロイリレーションの大久保博部長は[雇用関係のあるなしにかかわらず、全員が貴重な戦力。あえて区別する理由はない」と言う。

研修に参加した筒井秀さんは「在庫の管理が月単位から1日単位になるなど仕事の速度が速まり、ストレスも高まっている。研修は「2週間以上、不調が続けば相談を』など具体的で分かりやすかった」。派遣社員の高野清佳さんは「同僚と同じ研修を受けられるのはありがたい。不調をオープンにしやすくなる」と言う。

復職支援で再発防止

味の素(東京都)は再発の防止にも力を注ぐ。「かつてはうつ休職者に対して明確なポリシーがなく、配置転換などで対応していた」(人事部の本橋弘治・労務グループ長)が、復職支援への取り組みを強め、復職後に再び休む社員がほぼゼロになった。

51歳の男性は07年、本社のスタッフ部門への異動をきっかけにうつ状態になった。慣れた営業畑を離れたことで成果を焦り、長時間の残業や休日出動を続けたところ、2ヵ月後に眠れなくなり「とても仕事をこなす自信がない」と思い詰めた。

心療内科で抗うつ剤を処方されたが改善せず、上司の勧めで同社の「健康推進センター」を訪ねたという。

センターでは産業医の阿久津邑久さんを中心に、再発を防ぐ「回復プログラム」に取り組んでいる。復帰を急がず、面談で自らの思考パターンについて考えるように促し、ストレスヘの対処法を学んでもらう。過去の嫌な職場体験を思い出させ、徹底的にシミュレーションさせることもある。

男性は「病院では数分の診療で薬を処方されるだけ。阿久津さんは1時間にわたって話を聞いてくれ、見捨てられていないと感じた」と言う。4ヵ月の自宅療養を経て、午前中だけの「治療出社」から2ヵ月かけて勤務時間を延ばし、半年で復職を果たした。

治療出社や復職に明確な条件を設けており、産業医と上司、労務、の部門長が確認する。治療出社は「病気になった原因を理解して対策を考え行動できる」など三つ、復職は「仕事の量や質は制限しても腫れ物に触るような特別扱いをせずに済む」など四つをクリアしなければならない。

本橋・労務グループ長は「どの職場にも苦手な人間やつらい仕事はある。絶対に再発させないという信念で、社員が自ら克服するまで支えることが大切です」と言う。

絵筆握って脳を活性化

朝日新聞 2010/12/14 経済面「いまオフィスで」

ココロを元気に(1)

スクリーンショット 2014-01-18 1.47.37午後7時すぎ,凸版印刷のトッパン小石川ビル(東京都又京区)で、20~60代の男女十数人が絵筆を握っていた。絵を描いて脳を活性化させるという「臨床美術」の仕組みを使った「アートサロン」という社員向けの講座だ。

毎回異なる表現方法で作品を生み出すのが特徴。リンゴを描く際に輪郭ではなく中心から描いたり、一つの作品を二人で完成させたりすることもある。「脳科学に基づいた取り組みで、心の健康を高めて男を防ぐ効果が期待できる」(棟方輝彦・安全衛生推進部長)という。

11月末にあった講座では野菜がテーマ。参加者は水彩絵の具で、カブやミョウガ、唐辛子などを思い思いに描いていく=写真。

講師は水の量や筆の運び方などを変えてみて、複雑な発色を楽しんでください」とアドバイス。終了後の講評では、色のにじみ具合がすてきなど肯定的な言葉をかける。秘書室の角田聖子さんは「絵筆を握るのは学生時代以来。仕事を離れて作品を作り上げる感覚が心地よく、ストレスも消えていくよう」と話す。

みんなでぶつける線と色 – 臨床美術に企業注目

沖縄タイムス 2009/12/17

スクリーンショット 2014-01-18 1.52.40複数で絵画や造形の1作品に取り組むことで、認知厄の予防や改善に用いられる[臨床美術」に企業や自治体が注目し始めた。対人関係の改善や気分転換など社員のメンタルヘルス対策や子どもの集中力向上にも役立つのでは、との見方が出てきたためだ。

メンタル対策期待

平日午後7時。仕事を終えた20~60代の男女12人が社員食堂に集まり、2人一組でテープルを挟んで座った。臨床美術士の女性(59)の指導で、交互に画用紙にペンで線を引き、クレヨンで色付けしていくと、思いもかけない展開で絵が仕上がっていく。

気分すっきり

「いい刺激になる」「仕事では気持ちを我慢することが多いが、正直な表現ができてすっきりした」と、参加者の評判は上々だ。5月から社員のメンタルヘルス対策に臨床美術を採用した凸版印刷(東京)。

「社員に増えつつある心の病気の予防につながれば」(人事労政本部)と狙いを語る。

美術的な表現を通じて自己と他者を再認識し、円満な職場づくりに役立ててほしいと、全国信用金庫研修所(千葉県聳ケ谷市)も8月、全国の信用金庫の中間管理職を対象にした研修に臨床美術を収り入れた。

広がるすそ野

特定非営利活動法人(NPO法人)日本臨床美術協会によると、認知症の改善手法として1990年代に始まった臨床美術は、全国の10病院、高齢者福祉施設5ヵ所が導入しているほか、7県の10市町で介護予防に向けた市民講座などに取り入れられている。

中でも積極的なのが長野県諏訪市だ。2003年度から高齢者の認知症予防や引きこもりに効果があるとみて、臨床美術を盛り込んだ市民講座を開催。さらに発達障害が懸念される幼児らの集中力も養えるのではと、06年度から臨床美術士を招き、複数の保育所で「芸

術保育」を試験的に実施している。今後は市内15の保育所すべてに広げる方針だ。

学習塾を温言する四谷大塚(東京)も「表現力をつけることで物事に取り組む自信も生まれる」と、未就学児と小学I、2年生を対象とした講座を07年から毎年夏に開いている。

日本メンタルヘルス協会(大阪市)は「臨床美術がうつ病などに直接的な効果があるかどうかの評価はまだ定まっていないが、創作活動は気分転換を促し、病気を未然仁防ぐ効果が期待できる」としている。

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